【人生100年時代を乗り切るためには・・・】
■シニア世代に問う? 子育て後の自宅をどうする?
➣人生100年時代って言うけど、長生きするにはいろんな事の備えが必要だと思います。
例えば、
①まずは健康であり続けること。
②資金に余裕を持たせること。
③住み慣れた自宅に住み続けること。
子育てを終え、夫婦2人きり、夫婦とも健康であれば、住み慣れた自宅や街がベストです。
しかし、不動産の住み替え理由においては、夫婦2人になって・・・
■一戸建ての場合
『部屋数も余り二人だと持て余す、2階にほとんど行かなくなった。』『庭の手入れが面倒で腰に負担がかかる。』
➣『夫婦2人なので、駅近の利便性の良いタワーマンションに住んでみたい。』
➣『海の近くや環境の良い街に住み、毎日犬の散歩などして過ごしたい。』
など人それぞれ、夢や憧れはあります。
【今の自宅に住み続ける場合】
■持ち家(一戸建)の場合
人生とともに、家もだいぶ傷んでいる場合、当然メンテナンス(修繕計画)が重要です。マンション住まいなら、修繕積立金を積み立て大規模修繕を行いますが、戸数の少ないマンションや老朽化が激しいマンションの場合は、積立金が不足して追加負担するということも考えなくてはなりません。
■賃貸に住んでいる場合
長期的な修繕計画の心配は不要だと思いますが、その代わり家賃をずっと払い続ける必要があります。
例えば都内の賃貸マンション(2LDK)賃料120,000円(2年更新 更新料賃料の1か月)と仮定します。※年金生活ではかなりの負担で現実預金がないと厳しい。
〇夫婦とも元気で現在65歳、ともに100歳まで生きるとしたら 賃料はいくら払うことになるか?
35年(420か月)更新料2年毎賃料の1か月分で単純計算すると約5,250万円の負担になります。
【今は賃貸でも十分 だけど将来どうすんの?】
■私が思う不動産の役割・・・
世の中よく言います『私は賃貸派!』『僕は購入派!』 そして若いZ世代の方からも賃貸と売買どっちがいいの?とよく質問がきます。
◎結論から言います
《老後の人生をゆとりある生活にしたいと思うなら・・・》
➣私の経験上で購入派の方のほうがゆとりある生活をしている方が多いと思います。
「知人の例 (Sさんの場合)」
■20代で1LDKの区分マンションを購入してからすでに結婚や転勤を期に、マンション専門に住み替えを重ねています。住替えるごとに立地や利便性が良くなり、専有面積も大きくなっています。またお住まいの居住用マンションの他に、賃貸専用(投資)の複数のマンションを所有しております。
【中古マンション価格推移】
出典:㈱東京カンテイ 2023年1月24日『中古マンション70㎡価格推移』2022年(年間版)
やはり、ピンときた方はお分かりだと思いますが、都心のマンションは、上記参考動画でもお分かりの通り、毎年値上がりをしています。
※注目:都心マンションのキャピタル・ゲインにうまく便乗し、住み替えるごとにグレードアップ+貯金を行い(低金利をうまく活用)住まいのグレードアップに留まらず、資産も毎回増やしつつ、現在の賃料収入だけでも、会社の給料分位の収入があるそうで、生活に困らないと自慢しておりした。
ただ、感心することは、20代の頃から将来における人生設計(ライフプラン)を考えて行動していた結果だと思います。
■知人の彼曰く・・
『人生をどう過ごしたいかのライフプランは自分で決め、ただそれを行動に移すだけなので超簡単である。長いスパンで先を見据えて、早めに行動に移すことが大切だ』と偉そうにコメントを残してくれました。よかったら参考にしてください。
【まとめ】
今回は、『人生100年時代』 夫婦2人いつまでも健康で100歳までとは言いませんが、長生きできると仮定した場合のお話です。 「まだまだ早いかも」と思っているZ世代の皆様、当然不動産を購入するには収入面の他、いろんなハードルがあり、そんな簡単にうまくいくわけないと思っている方もいらっしゃると思います。当然、賃貸生活もメリットも沢山あると思います。
よって・・・『賃貸・売買どっちがいいの?』という質問に対して、人それぞれの生き方や価値観がありますので、私は質問に対してどっちがいいとは断言できませんが、私個人的には、仮に良い環境や立地面で快適な生活ができたとしても、長い目でライフプランを考えたら、毎年賃料払い続けても決して自己所有できないのなら、知人のように住み替えをしながら、ステップアップしつつ、かつ資金を蓄えて偉そうに語れる人のほうが賢いと思いました。
また、将来における年金問題という大きな不安や課題もあると思います。
いくら親御さんや親友でも、自身の老後の生活までの面倒はみてくれません。
https://www.mhlw.go.jp/nenkinportal/chapter2/topic03.html
出典:厚生労働省 「第2章 みんなの年金 年金の将来は大丈夫?」
【岸田政権では・・・】
国民の皆様へ「資産所得倍増計画」「貯蓄から投資へ」というテーマを掲げています。
世の中には、株式、仮想通過、ETF(上場投資信託)・・・などいろんな投資がごさいます。それぞれメリット・デメリットはあると思います。しかし1つ言えることは、不動産を購入すれば、過去の都心のマンションの価格推移で言うと、確実に資産を増やしている方のほうが多いように思えます。
この先の未来を据えて、不動産で住みながら資産や貯金を増やしていく不動産投資もありかなと思います。