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【シリーズ3】人生100年時代どう乗り切る】      ■今から知っておく事『リースバックとリバースモーゲージ』

【人生100年時代を乗り切るためには・・・】

【リーズバック:自宅を売却し、その後も賃貸として住み続ける】

■メリット

◎住み慣れた家に住み続けることができる、引っ越しや周囲の人に売却した事をばれることもなく煩わしさがありません。

➣現金化が早い

➣固定資産税を払わなくてもよい

➣資金用途に制限がない

➣買い戻すことも可能

■デメリット

➣所有物でなくなる 

➣毎月賃料が発生する

【リバースモーゲージ:自宅を担保に融資を借りる】

■メリット

➣返済すれば家(不動産)は残せる(所有権のまま)

➣毎月の返済は利息のみ

➣限度額まで何度もお借入が可能

◎リースバック同様、住み慣れた家に住み続けることができる、引っ越しや周囲の人に売却した事をばれることもなく煩わしさがありません。

■デメリット

➣資金使途が定められており、生活費としては使えない 

➣契約期間が終了すると強制売却

➣子と同居は利用不可

➣年齢や所得制限がある

➣相続人の同意や保証人が必要

➣死亡時に相続人が家を売却して元本を返済する

※ただし、契約者が亡くなった時点で物件価格が減少し、家を売却しても元本を完済できない場合もある。

【リ・バース60】

≪住宅金融支援機構の商品です≫

■資金使途は住まいに関係があるもの

(リフォーム・ローン借り換え・サ高住の入居一時金など)

最大のデメリットは契約者が亡くなった時点で物件価格が減少し、家を売却しても元本を完済できない場合は相続人が返済するというリスクがあります。

≪ノンリコース型≫

金利が高くなりますが、ノンリコース型を申し込めば担保の売却代金を超える返済義務はありません。

■融資条件

資金使途:住宅関連に限定

対象者:50歳以上

対象物件:全国

融資限度額:不動産担保評価額の50~60%以下

※最大8000万円まで

返済方法:金利のみ、死後元本一括返済

【リバーズモーゲージのリスク】

■リバーズモーゲージ(民間金融機関)リ・バース60(住宅支援機構)  

リバースモーゲージは取り扱っている各金融機関毎に確認し、それぞれの特徴を加味して借り入れすることをお勧めします。

≪注意点≫

リバーズモーゲージの利用は担保評価や年収条件などあり、一般の住宅ローンを借りる際の担保評価より厳しい場合もあります。

またリバースモーゲージを利用することで、『老後の生活を充実させること』ができますが、相続人の負担も気になります。担保となる物件の価値が下がれば、売却しても返済しきれず、相続人が残りの債務を返済します。また相続人が現金で返済できればその不動産を残せますが、一般的には売却資金を返済に充てるケースが多いようです。

■相続人(子・配偶者)との話し合い

※今住んでいる不動産(住まい)について相続を検討しているのでなく、老後資金として今住んでいる不動産を活用するという計画を事前に伝えるとともに、リスクの件も相続人に話しておくことも重要です。

◎そして皆さんが納得の上、リバーズモーゲージを活用することをお勧めします。

【まとめ】

リースバックとリバースモーゲージの仕組み何となく理解されましたでしょうか?

■家にずっと住むということはどういう事なんだろう?

恐らく年齢とともに変化するはずです。

例えば・・・

共働きの夫婦にとっての休日は窓が大きく、そこから見える庭の景色が最高だったり、窓が大きいので日中の日差しで日光浴なんてできる。休日には窓の大きいリビングで、今はやりのレコードを聴きながらお気にいりのコーヒーを2人で満喫するなんて最高ですよね!

年を重ねると・・・

定年退職後、夫婦の考え方も変わるはず。窓が大きいので冬は寒いし、光熱費もバカにならないで困っています。

ご周知のとおり、窓の大きい家は外気の影響を受けやすい、よって夏は暑く冬は寒い。

それ以外にも年を重ね気になっていくことが盛りだくさん。

➣外の視線が気になる 防犯上も心配

➣耐震性に影響が出る 大地震がきたら心配

よって家も住み続けるには、人間の年齢に応じていろいろ使いやすいようにリフォームが必要になります。

老後に備えて例えば・・・

〇段差があれば、解消しなくてはなりません。(バリアフリー)

〇手摺なども要所ごとに設置します。

〇そして戸建ての場合老朽化に伴う、改修費用(メンテナンス)が必要です。

〇ヒートショック対策。

〇足が不自由になった場合の車いす対策(玄関・廊下・トイレ・浴室)など。

『人生100年時代』と言われてますが、家(戸建)をそのまま使って100年なんてもちませんよ。

何事も、なってからでは遅い。

なる前に不動産会社または、ハウスメーカー・リフォーム会社に相談しておくと良いと思います。

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